「体脂肪計タニタの社員食堂」あらすじ・感想・結末【評価D50点】ほどほどの作品。

 「体脂肪計タニタの社員食堂

2013年公開 邦画

優香・浜野謙太・草刈正雄 出演

レシピ本で話題となったタニタ食堂の実話をもとにしたコメディ作品

体脂肪計タニタの社員食堂

あらすじ

健康機器メーカーのタニタは世界初の体脂肪計を作るも、業績が低迷していた。会社のコンセプトと反対で、社員には肥満な人が多かったからだった。副社長(浜野謙太(ハマケン))も肥満だった。。社長(草刈正雄)が倒れ、息子の副社長ハマケンは大事な商品発表をまかされる。いままで、なにもうまくいかない彼だったが、今回は、自分も含め社員自らがダイエットをして成功させ、商品をアピールするという案を考え実行していくのであった。

同級生で肥満だったが今はダイエットに成功した栄養士(優香)をプロジェクトに参加させ、食事での体質改善をするため、タニタの社員食堂をダイエットに適した食堂へと変えるメニュー改革を行っていく。

タニタ 体重 体組成計 日本製 BC-705N WH 自動認識機能付き/測定者をピタリと当てる

感想


「改革・革新はいつ起こるかわからない。が、努力したものに訪れる」


健康食品を売る会社が不健康とかはよくある話。そこからどうするか、逆境を力に変える。業務とはいえ、実際には、ダイエットの努力は大変だっただろう。会社を出ても生活・食事をコントロールしなければならない。メニューを考えるのだって一筋縄ではいかなかっただろう。
これだけ努力しても、成功するかどうかはわからない。結果としては、栄養業界の枠を超えて、知らぬ人はいないほどの一大ブームを起こすのだが、それは、この方々の努力があったからこそ。
なにもせず、得られることは滅多にない、運も実力も成功も努力が前提になっていると思わせられる作品でした。
食べることに興味がある人へおすすめなハートフル作品です。

タニタの働き方革命

結末

カロリーを減らしながら満足度の高いメニューを考え、徐々に体重や体脂肪が減っていく社員たち。時に脱線して飲んでしまったり、誘惑に負けカレーを食べたり。その時はタニタ風のカレーを作り、仲間の力でデザートも開発する。

順調だったが、女性社員の失恋とダイエットのストレスで自殺未遂騒動が起き、プロジェクトは中止を迫られる。しかし、ハマケンは、優香に説得され、いままで駄目だった自分を叱咤激励し、専務らを納得させ、プロジェクトを再開させた。

新商品の発表会ではダイエットの成功が好評で、問い合わせが殺到、タニタの名前と商品は一気に世の中に広がっていった。

成功したハマケンは自信を身につけ、優香は他社から引き抜きの話があったが断り、タニタに残ってメディアなどに露出するという成功を収めたのであった。

※役名でなく、役者名にて表記してます。ご了承ください。

 

 

丸の内タニタ食堂 ~行列のできる500kcalのまんぷく定食とお弁当~

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栄養学講師が綴る雑記

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