🎬「いま、会いにゆきます」(2004年・日本)あらすじ~結末・評価

いま、会いにゆきます

2004年 日本

監督 土井裕泰

主演・出演 竹内結子中村獅童

内容・賞など 第28回日本アカデミー賞 優秀主演女優賞

市川拓司のファンタジー恋愛小説が原作 ミムラ成宮寛貴にてTVドラマ化もされた

いま、会いにゆきます

 

 

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あらすじ・結末

秋穂巧は、妻の澪を亡くし、息子の佑司と二人暮らし。妻の死から1年後の雨の日、森の中で死んだはずの澪が現れたのでした。 
澪は記憶を失っていたが、3人は一緒に暮らします。巧は澪にふたりの出会いを話します。その生活が続くと思われましたが、澪の日記を読むと雨の季節の間だけの期間だけ一緒にいられることがわかります。澪はケーキ屋さんで祐司の12年分のバースデーケーキを予約します。

梅雨明けの日、森の中で、澪は祐司に別れを告げます。澪は、巧にも別れを言い、消えていきました。巧は澪の日記を読み、出会いについての澪の思い、澪が現れた経緯を知るのでした。祐司18歳の誕生日にも澪からのバースデーケーキが届けられたのでした。

感想(良いところ・残念なところ)

良いところ、プラスポイント

・散りばめられた数々の伏線と回収

・祐司のしぐさと印象のあるセリフ(父のことをたっくんと呼ぶ)

・音楽がいい。曲もいいし、歌「花」は名曲。

竹内結子の演技力ときれいさ、雨のシーンに座っている姿の魅力さ

小日向文世の先生のふんわり感

・初々しさ、なぜ初々しいかも後に回収される

・雨、梅雨

・自転車のシーンも大切

・絵本、エンディングにも出てきます

・タイムカプセル

・陸上 走りすぎ・ずる

・夏

・向日葵、の中のふたり

・目玉焼き 巧はまともに作れない

・大事なペン

・お互いを伝えるのが不器用なふたり

・ハートフルファンタジー

・愛の決意

・期間限定の生活

・バースデーケーキ 12年間連続 ケーキ屋さんにつぶれないか問うところ

・写真、ビデオの大切さ

・悔やんでいた思いを伝える(亡くなった人へ伝えることができた)

・紫陽花

・幸せ「もう一度恋をした」

・日記

・片思いではなく、本当はお互いにふたりとも同じ気持ちだった

・「君のそばは・・」

残念なところ

残念なところありません。しいていえば、リアルで離婚しちゃったことかな。それは抜きにして見てください。ずいぶん前のことですからね。 

まとめ

「ハートフルな回収に涙します」

 

 陸上の電気のシーン、ペンのシーン、傘のシーンなどなど、一つ一つの回収は見事であり、これでもかというほどのふたりの思いが伝わってきて、だからこそ、時間が短いとわかっていても、その道を選んだのかを納得させられる。だって普通なら命が伸びる可能性のある将来を選ぶでしょう。でも、愛(大切な人と大切な子供)はそれを凌駕するのです。

 評価 A 80点 

ぜひぜひ見てほしい。2回は見てほしい。

 

音楽

「花」

アーティスト「ORANGE RANGE」

花

 

Be with You‐I'm going to see you now‐

 

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