1981年 アメリカ作品
アカデミー賞最優秀監督賞・助演女優賞・撮影賞 受賞
1917年のロシア革命と「世界を揺るがした10日間」を執筆したジョン・リードの半生
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「人生はかけるが、命はかけない。人生の難しさがこの映画にはある。やりたいこと、得意なこと、自分が本当にしたいこと、やりきれないことなどが詰まっている」
記者としては有能だった。なんども他人から語られる本人像。
しかし、自分がこれに向いてるとか、これがしたいとかわからないことが多いのが
人生ではなかろうか。
未来を見て、期待をみて、再度行ったロシアでの彼のはがゆい状況。帰りたくとも帰れない状況。連絡も取れないつらさ。
成功体験が、自分を変えると同時に自分を縛る。
成功を拠り所に活躍しながら、それゆえに、失敗しても離れられない。
自分は、いまだに仕事で最初に習ったことを糧に行動し、その言葉も状況も覚えている。誇りでありながら、それに縛られ固執してトラブルの原因ともなる。
リセットできない環境から作られた自分という個性、正直困りものかもしれない。
評価D 70点
ロシア革命に興味あるかた。人生の意味を考えたい方へ。
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