ルパン三世 カリオストロの城 S 110点 <日本アニメ>
1979年 宮崎駿監督 ルパン三世 映画第2弾
「偽札の噂が絶えないカリオストロ公国へ来たルパン。助けた少女クラリスは公国のひとり娘であった・・」
「若きエネルギーのある宮崎駿の要素がフルに詰まっているルパン」
そりゃもちろん、アイディア満載は、前の作品とダブりも、あとの作品へのダブりも多数ある。二つの王家の指輪。。とか、ラピュタと同じは同じであるが、
それでも、秀逸な作品。ラピュタも秀逸な作品。
(アイディアのダブりなんて言い始めたら、キリがない。自分へのオマージュとか言えばそれまでで、それでも面白いかどうか。エヴァもナディアもシンゴジラも同じっていったら同じ・・同じだから評価しないというもの、またありで、その人にはマンネリや新鮮味がなく、見る価値がなかったというだけ)
同じことをやっていても、動きや見せ方、流れなどなどで面白くもなればつまらなくもなる。
何度も見たくなる作品というのは、わかっていても面白いものだと自分は思います。
オープニングでの名曲でスタートし、
躍動感あるカーチェイス。
飯の取り合い、次元との言葉のやり取り。
ポニョでも嵐の海から車で逃げるが、それの原点でもあるだろう。
宮崎駿も富野由悠季も、後半は大変だと思う作品が多い。最高を超えるには、簡単でないから、素直にできるわけじゃなく、変化球となっていしまい、やはり苦労しているなと思う映像になってしまっている。
宮崎駿は奥さんから、またトトロ作ればいいじゃないと言われ、トトロはもうあるから別に作らなくてもいいでしょと答えたそうな。クリエイトするというのは本当に大変。最高の自分を超えることはそう簡単にはできないでしょう。
このルパンはそれほどの最高傑作だと思う。
それを土台のない、自分オリジナルで作り上げたのが、ナウシカ・ラピュタだから、自分の得意なセリフ回しや動きを盛り込むのは当然。
水路からの潜入での銭形からのルパン、ルパンからの銭形、ゆれて見えているようで見えない。
大ジャンプ・・絶対に無理、、未来少年コナンは運動能力もすごかったから、、ルパンもすごいということかな。(きっと空中の飛距離を伸ばす道具を使ったはず)
銭形との休戦・・銭形の上司とのやり取りでの無念とあきれ。
銭形と不二子の掛け合い。TVだからって、あんなに大根役者でなくても。
クラリスと次元・五右衛門とのやり取り。
くすりという笑いと躍動感のあるアクション、緩急のつけ方、展開の流れの良さ。
何度見ても、色あせない。40年も前の作品だけれど、今でも面白い。
時代が変わっても、笑いどころやぐっとくるところというのは、そんなに変わらないと思います。
年齢が変わって、どこ・だれに共感するかってのは変わるでしょうが、面白いものは面白い。言葉遊びだったり、動きだったり。
おいしそうな食べ物はいつでもおいしそうだし、ハラハラするのもいつでもそう。
初めて見たから衝撃で面白かった(パイオニア作品)という作品もあるだろうし、それはあるあるだから、共感できて面白いというものもあるだろう。
内容や伝えたいことは一緒だが、設定が面白いなどなど表現は自由だ。
ルパンという設定をどう生かすか殺すかはそのチーム次第。
たくさん見ていても、ルパンらしくっては自分にはわからない。面白ければそれがルパンらしさだろうし、期待を上回れば、それでいいのではないかと思います。
食べ物:ミートボールパスタ・ワイン・お肉
過去の作品
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